相続した宅地に貸店舗等を建設した事例

 相続した東京郊外の駅近くの宅地(約700㎡)を一時、駐車場としていたが、所有者が事業をやってもう少し収益をあげたい意向があり、土地の有効利用の相談を受けた。周辺の市場調査を行った結果、大学等があり学生が多いことから1階は店舗、2階以上はワンル-ムの賃貸用店舗併用住宅を提案した。

 早速建物の仮設計、事業収支計画を試算し、その後実施設計、建物の建築、テナント募集を行い、建物竣工までに順調に入居者が決まり、相続対策としても有効なことから、所有者から大変喜ばれた。

 なお、相続税の土地評価においては、貸家建付地は次のように評価される。

  宅地の自用地価額-(宅地の自用地価額×借地権割合×借家権割合)=貸家建付地価額

秋山栄司
[不動産鑑定士]